学校に行くなんて何年ぶりだろう。 しかも、出掛けるのは、 海上自衛隊の幹部候補生もいるという 国内でも非常にレアな学校だ。 広島市内から車を走らせ、 江田島へ向かった。

国内最強クラスの
個性的な学校へ

広島のとある島に個性爆発な場所があると聞き、居ても立ってもいられなくなった。情報元の友人による島の説明はこうだ。まず、その場所には住所がない。さらに、男性の大半が坊主頭。極め付けに、屈強な男たちがセーラー服や軍服に身を包んでいるという。どんなところなんだ!まったく想像がつかない。最後に、その島とは、広島市内の宇品港からフェリーで約20 分の「江田島」だと、友人は教えてくれた。
圧倒的な好奇心に背中を押され、一路、江田島に向かった。今日の目的地は、明治 21 年に東京・築地から移転し、以来、海軍将校を養成するための基地とされてきた旧海軍兵学校。現在は、敷地内に海上自衛隊の幹部候補生学校と第1 術科学校がある。住所は、広島県江田島市江田島町国有無番地。なるほど、国有地だから詳細な住所がないんだ。

海上自衛隊の学校は
貴重建築のオンパレード

学校内の見学時間は平日だと1日3回、土日は4回設けてある。来て分かったが、屈強な男たちが身を包むのは制服だったのか。セーラー服なんて言うから、スカート姿を想像していた。
最初に案内されたのは「大講堂」。イタリア建築を意識し、国会議事堂と同じ御影石を使って大正6年に建てられたそうだ。館内は天井が高く、声がよく響く。なんだか自分が偉くなった気分になる。続いて、通称〝赤レンガ〟と呼ばれる江田島海上自衛隊幹部候補生学校庁舎へ。
明治 26 年、イギリス人の建築家によって設計された建物。近づいてみるとイギリスから輸入されたという赤レンガが今も美しい光沢を保っている。その輝きに惚れ惚れしていると、裏手にはヨーロッパを思わせるレンガ造りの回廊が!ちょうど日光がサイドから差し込み、その瞬間、空気が凛としているように感じ、背筋がすっと伸びた。この回廊こそ、マストスポット。
その後は、新古典様式である教育参考館、戦艦「大和」の 46 センチ主砲弾などを見物。海軍マニアでなくとも、確かに、ここは一見の価値がある。

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今回めぐったところ

海上自衛隊第 1 術科学校構内

広島県江田島市江田島町国有無番地

0823-42-1211

10:30~、13:00~、15:00~
土日祝/ 10:00~、11:00~、13:00~、15:00~
※それぞれ 30 分前から受付開始

年末年始

なし

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