夏の終わり…、夏の終わりには、ただあなたに会いたくなる押井でございます!
あっという間に過ぎ去った夏。
日本の夏は短すぎだと思うのは押井だけでしょうか。
いや、ギリギリまで夏を感じていたい。夏を終わらせたくない!
そんなあなた様にぜひ訪れて頂きたいのが、広島市内から車で約1時間半、
県のほぼ中央に位置しております世羅郡世羅町でございます。
心静まる緑もみじ満開の世界、今高野山参道を散策
令和元年最後の夏を味わいに押井がまず向かいましたのは、知る人ぞ知る紅葉の名所である今高野山(いまこうやさん)龍華寺。
上に登るまでの緩やかな参道は、なんとも美しい自然が作りました緑のトンネル。
セミの鳴き声が切なく響きわたり、歩くだけで心洗われること間違いございません。
近くに専用駐車場もございますので、ドライブがてらぜひ訪れていただきたい!
こちら一帯は、866年(平安時代)に弘法大師が開いたとされており、鎌倉時代に、紀州高野山領大田荘の政所寺院の拠点として栄えたた場所でございます。周囲には、龍華寺、大師堂や安樂院、結界石といった寺ゆかりの文化財が数多く現存しているのでございますよ。
もちろん現在、もみじは色付いてはおりませんが、透き通るように青々としたもみじは、紅葉とはまた違った趣があり、溜息が出るほどでございます!
朱色が映える神之橋、こちらはもちろん渡ることもできるのでございます。
散策の途中、休憩がてら訪れましたのが、築170年の宿坊を再生して昨年オープンしたカフェ「雪月風花 福智院」。
むかーしむかしの江戸時代。僧侶や参拝者が宿泊する施設として実際に使われておりました歴史ある建物でございます。
カフェといいますと、珈琲。今ですと若者に流行のタピオカドリンク…でしょうか。
しかしこちらでは、日本茶を愉しまれることを、ぜひお勧めしたいのでございます。
ご存じでいらっしゃいますでしょうか?なんと世羅はお茶の名産地!
飲むお茶はもちろんのこと、世羅のお茶を使用した甘味が揃っておるのでございますよ。
甘いものに目がない押井は、「お茶氷り」をオーダーいたしました。
煎茶、ほうじ茶、和紅茶、それぞれのお味をシロップで楽しめるという贅沢な一品でございます。
かき氷を提供されるのは、9月いっぱいとのこと。
涼しくなってまいりましたが、夏の代名詞かき氷を食べれば、
心は真夏のように燃えあがること間違いございません!
お座敷の中から見える景色も、必見でございます。
目の前に広がるのは緑のもみじ一色、迫力満点の絶景!
これは夢か現実か?
夢なら覚めないでおくれと、願うばかりの押井でございます。
- 福智院Facebookページ●
https://www.facebook.com/fukuchiin.imakouya/
秋満載!世羅は、花と果実のパラダイス!
世羅町には観光農園が多く点在しており、お花とフルーツを楽しめる町としても有名でございます。
春夏秋冬と、それぞれの季節の花や果物が楽しめる、広島の楽園といっても過言ではございません。
世良高原農場では、9月14日(土)から10月27日(日)まで、ダリアとガーデンマム祭が開催。
その規模、なんと西日本最大級!
550種7500株のダリアが広大な敷地に咲き乱れる様子は圧巻でございますよ~!
ほら、こんなに愛らしいダリアもございます。
秋を愛する人は心深き人…、花を愛するロマンティック押井なのでございます
●世良高原農場HP●
尾道自動車道世羅ICすぐ近く、道の駅世羅では、旬のフルーツがてんこ盛りで並んでおります!
今時期は、世羅の果実農家の方々が手塩にかけて育てた採れた梨とブドウが、数多く揃っております。
ぜひお立ち寄りくださいませ。
世羅茶をペットボトル飲料にした、せらせら茶茶茶も道の駅で購入可能。
すっきりグビグビと、後味すっきりな味わいでございます。
心も胃袋も幸せいっぱい。
昔、幼稚園で習いました、あの歌を「世羅」に変えて、
せらせらチャチャチャ!と上機嫌で歌いながら、
夏の終わりを存分に楽しみ、帰路についた押井でございました!