メイドイン広島に
出合う旅

TOUR NUMBER22

このセルフ旅を教えてくれた人
岡崎 充宏さん

「ヒロシマモノコトストア。」店長。「広島で生まれたものを知ってもらうことで、もっと広島に興味が出たり、もっと旅を色濃いものにできると思います」

作り手の思いや物語が
伝わる作品と出合う

 ものづくりの現場で、アトリエの空気を感じ世界に一つだけの作品に出合いましょう。まずは、レンタカーを借りてしまなみ海道をドライブしながら尾道市因島へ。「Shun Yoshino Ceramic Studio」のギャラリー兼工房は、作家の吉野さんが空き家を自らリノベーションしたもの。器が自然と馴染むカフェのようなインテリアと吉野さんの気さくなキャラクターが相まって、つい長居したくなります。ここでは、ふだんのコーヒーが美味しくなりそうな、カップ&コーヒードリッパーをセレクト。

Shun Yoshino Ceramic Studio
広島県尾道市椋浦357 ☎090-6418-8316 毎月2回、日曜日のみ営業

ランチは地元の商店街にある鮮魚店「一色商店」でしか食べられない「おさかなバーガー」をどうぞ。瀬戸内で獲れた太刀魚のフライに自家製タルタルソースがたっぷりかかってボリューム満点です!

一色商店
広島県尾道市因島土生町1897-6 ☎0845-22-0115 おさかなバーガーの販売:土曜日 10:30~(売切れ次第終了)

 福山へ移動したら「コバルトグラスラボ」で吹きガラス体験を。ガラスを50色から選び、大きさや形も自分好みにできるので、世界で一つだけのグラスが完成します。涼やかなガラスの器を探したいという人にもおすすめです。

コバルトグラスラボ
広島県福山市水呑町4193-1-6 ☎084-956-3090 不定休(事前にメールにて問合せ

途中で本格的なコーヒーを飲みに「SUIREN+ Coffee Roaster」へ。産地で豆を買い付けるところから、焙煎してお客様に手渡すところまでのすべてをやってしまうこだわりに惹かれて、地元のコーヒー好きが足繁く通うお店です。

SUIREN+ Coffee Roaster
広島県福山市駅家町坊寺230 HOLM230 ☎084-976-8523 11:00〜19:00/水曜休

  • カップ&コーヒードリッパー

    Shun Yoshino Ceramic Studio

    伝統ある益子焼をベースに、オリジナルとして生み出された黒と白のストライプが印象的。シンプルモダンでもナチュラルテイストでも、どんなインテリアにも似合う

  • 酒器「若竹のかほり」

    コバルトグラスラボ

    若竹の持つ力強さを、濃く深みのある緑色で表現。使われている色は、作家自身が調合して作り出した自分だけの色。あえて装飾はせず色だけで魅せる作品

 二日目は江田島からスタート。ご夫婦とも陶芸家の「10サンジ」のギャラリーでは、直線的で金属質のような艶めきのある器と、丸みがあって土や木から掘り出したような温かみのある器と、正反対なのに調和のとれた二人の作品をじっくり楽しむことができます。

10サンジ
広島県江田島市大柿町柿浦2074-1 ☎0823-57-6020 11:00〜17:00/土・日のみ営業

 料理が映えるお皿を選んだら、次は車を走らせ能美島方面へ。海岸線に出ると、高台にあるのが「カフェ アミューズ グール」。一押しランチは江田島ポークを使った「ローストポークサンドセット」。天気の良い日は穏やかな海と澄み切った青空が迎えてくれます。

カフェ アミューズ グール
広島県江田島市沖美町岡大王1410-12 ☎090-8864-7814 平日13:00〜15:30 土・日・祝10:30〜15:30/不定休

 江田島から呉を経由して、筆の里として有名な熊野町へ向かいます。でも今回は筆ではなく家具の工房を訪ねます。「さしものかぐたかはし」の指物(さしもの)とは、釘などを使わず木と木を組み合わせて作る工芸品のこと。ギャラリーに隣接するショールームは、一歩足を踏み入れただけでふわっとやさしい木の香りが全身を包んでくれます。美しく仕上がった作品からは、ていねいな手仕事とそれに向き合う作り手の思いが伝わってきます。

さしものかぐたかはし
広島県安芸郡熊野町中溝1-16-12 ☎082-854-8539 11:00〜18:00/土曜日のみ営業

 広島の魅力的なモノやコトを発信している「ヒロシマモノコトストア。」が今回の旅のゴール。店長の岡崎さんと広島のモノづくり談義に花を咲かせていると、また新しいメイドイン広島に出合いたくなるかもしれません。

ヒロシマモノコトストア。
広島県広島市中区袋町2-5 Mビル1F・2F ☎082-545-1115 11:00~20:00/木曜休

  • 平皿「黒鈍釉白銀彩」

    10サンジ

    黒鈍釉にプラチナで仕上げた平皿。金属のような凛とした艶めきがありながら、手に取るとじんわり温かみを感じる

  • LOLO STOOL (ロロスツール)

    さしものかぐたかはし

    デザインだけでなく座り心地にもこだわったスツール。シーンによってクッション部分が簡単に差し替えられるのは「指物」だから